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折り図のアップデート思案

へび旧1へび旧2
従来の折り図は上図でした。
多くの人は似たような感じだと思いますが、オリジナリティを出している人も見かけます。
そこで自分も遊べないかと、ともすれば良い感じでアップデートできないかと考えていました。
4つに分けて紹介します。



① 登場する技法を先に書く

飛ぶ小鳥図2

まずやってみたのが、上図の赤丸部分。
拡大図は下。

飛ぶ小鳥図1

「登場する折り技法」を先にまとめておくという手法。
例えば、「この作品は沈め折り使ってまーす」と先に述べておきます。
すると、「Closed sinkはできないんだよね…」という人がいたら、一ページ目でこの作品を諦めることができるということです。
全図を見て沈め折りを探す手間が省けます。



② 難易度を顔で表す

難易度

後から知ったのですが、昔からやってる人はいました。
ORUTOの展示で偶然読んだ、子供向けの折り図集に表情を使ったものがありました。

★★☆☆☆

↑これを見たとき、難易度2か3か、一瞬迷うことがありませんか? 自分だけかも。
白い星をカウントすべきか、黒い星をカウントすべきか分からない場面が稀にあります。
製本が右開きだったら特にです。
そこで、表情という世界共通のサインを付加するという手法です。



③ ピクト感を出す
サイズと

難易度を顔で表すなら、他の部分も統一したいところです。
ピクトグラムっぽく、一目で分かるシンプルな図を目指します。
でも結局文字も入れることになるという、よくあるやつです。



④ 図番号とオビをまとめる
へび図例2


オビは、図の流れを表す、背景に使われる線のことです。

折り図の要素として、「図」「図番号」「オビ」「説明文」の4つがあるのがスタンダードですが、
「図番号」と「オビ」は、「順番を示す役割」という意味では同じです。
そこで、一つにまとめれるのではないかと思い、図番号を太くし連続で背景に用いる手法を考えました。

図例理想

理想は上図だったのですが、これではうまくいきませんでした。
太すぎると、図を配置したときに番号が潰れてしまい、各数字の特徴が失われて何番か分からなくなります。
また数字の距離が近すぎると、どこからどこまでが6の図か分からない、などの現象が起きました。
さらに数字が2桁、3桁になったとき、どうしても各数字が細くなるので(例:1と111を同じ幅にする)違和感がでるというのもあります。
ある程度細く、間隔をあけることで対応しました。

へび図例

へびの図は細くシンプルだったので、それなりに成り立ちました。
一方で、

ペガサス図例

図が複雑だったり大きくなると、次どこに行けば良いかが分かりづらくなります。
これでは本末転倒です。
また、数字が判断できる位置の微調整がかなり必要で、他人が修正しづらく不便です。



まとめ

① 登場する技法を先に書く
② 難易度を顔で表す
③ ピクト感を出す
④ 図番号とオビをまとめる

①の手法は第23回折紙探偵団コンベンション折り図集​で「飛ぶ小鳥」に使用
②〜④は第28期会員特別配布資料で「エルダードラゴン」に使用
して提出しました。
ただ④については調整の都合で修正して頂き、通常のオビとして発行されました。
自分としても、作ってしまったものの、分かりづらいページがあったので助かりました。感謝です。

①はターゲット次第では有効。そんなことより、沈め折りが出来るようになる図を描け。
②は右開きの製本なんてまず無いから無駄骨だけど、普通にOK
③は適切なサイズと配置ならOK。
④はウネウネした流れでは不適。真横に1234、5678と並ぶなら可能性あり。だとすればオビ無しでいい。
他にも図の中で使われる指示記号の見直しはできそう。
拡大図に移るときの太矢印を、今時っぽく虫メガネマーク+にしてみる等。
ただこれも無駄に終わりそう。


という感じでした。
結論:従来の折り図が良い
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