「老猿」(第9回JOAS創作折り紙コンテスト出品作品)

老猿-1

老猿/えずの軍団
53㎝×53㎝ 不切正方形1枚

第21回折紙探偵団コンベンションにて開催された、第9回JOAS創作折り紙コンテスト「さる」部門用に折った作品。
去年の受賞はテーマの難しさもあってまぐれだったので、今回は出品作品の多いであろう干支の方に挑戦してみました。
比較対象の多いところに入り込むことで、今のレベルが分かるかなみたいな理由で。
(本当は料理はそもそも何も浮かばなかったからというのは内緒)

老猿-2

コンテストでは目を引いたもの勝ち。
物凄いクオリティの作品を折れない人(自分のこと)は、他の人の作品と被らず、且つわりと知られているモチーフを探す必要があります。たぶん。
そこで「さる」のモチーフとして選んだのが高村光雲の木彫、「老猿
氏の作品は、鷲と闘った後の猿の姿を表現しているとのことです。
その場面の、次の一歩を表現してみようと思いました。

老猿-3

頭部の試作を角度で折ってみたものの上手くいかず、蛇腹の方が色々と楽かなと思い64等分。
ヒダによる筋肉の表現ができる!というのは後付けで、実際は早く完成できるやろーという軽い考え。
折り始めたのが7月下旬、〆切の直前だったし。。。
当たり前だけどちゃんと準備した方がいいと痛感。

老猿-4

まさかの越前もみがみ、しかも赤。
サルやし、皆茶色で折るやろーと思い、目立つし力強い?赤をチョイス。
この選択紙と作風でばれるかなと思いつつはうすに送りました。
結果的に、一番票を集めた緑色の「リスザル」の隣に設置されていたので、大して目立ってなかったです。
色もあまり関係なかったです。

老猿-5

土台はビオトープをもんだもの。
彫刻に準じて、鷲の羽根を握らせてみたり。
細かいポーズにも気を遣ったものの、展示位置的に見にくかった気がする。
いや、どこから見てもかっこいい作品が良作なんだ。たぶん。
言い訳言い訳。

老猿-6

両腕・脚の筋肉表現に凝ってますが
ヒダで筋肉を表現しようとした時に、北條高史氏の金剛力士像を後ろから見たときのイメージが浮かびました。
そこを参考にしていたものの、結局過剰表現に陥ってしまうというね。
適度な量とバランスが難しい。

老猿-7

コンテストの結果としては、票が割れて受賞者無しということでしたが、色んな人の作品を見れて良かったです。
こういうイベントをきっかけに良作も増えていくと思うので、とても意味のある企画だと思います。
来年は酉年。鶏はもう折っちゃってますね・・・
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